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郵便受け、郵便ポストの鍵を確認しよう

鍵と錠前
2024.8.14

ポストに鍵をかけるべき理由とその重要性とは?

TVドラマによくあるシーンに、探偵が家庭のポストから取り出した郵便物の宛名を見て、そこに住む住人の名前を確認する場面があります。個人情報保護から表札にフルネームや家族名を出さない家庭が増えていることもあってそんなシーンがあるのでしょうが、ポストインされた郵便物は開けられずとも重要な個人情報を持っています。
今回は家庭で郵便物を守る最前線であり、唯一の砦、ポストの防犯対策をご紹介します。

郵便ポストに潜むリスク

郵便ポストに潜むリスク

郵便物や手紙などを本人の承諾なく勝手に中身を見たりすることは、さまざまな罪に問われる可能性があります。しかし法律で定められているから安心というわけではありません。そこはやはり、大切な郵便物が入っているポストを他人が簡単に開けられないように未然の防犯対策が大切です。そこで重要になってくるのが「ポストの鍵」になります。あなたのお宅では、どのような鍵が、どういう状態で付いているでしょうか。

ダイヤル式のポスト錠

ダイヤル式のポスト錠

郵便ポストの鍵でポピュラーなのは、ポスト自体に付属するダイヤル式ポスト錠です。
しかし長く使っていれば、ダイヤル式の鍵にもトラブルが発生します。多くは故障のため開かなくなることですが、解錠する際の番号を忘れるといったケースも少なくありません。
修理や交換は一般の方にはむずかしいので、ご自身で判断せずに専門店やプロに依頼するようにしましょう。

南京錠を使用するタイプのポスト

南京錠を使用するタイプのポスト

鍵として南京錠を使用する郵便ポストも少なくありません。南京錠は利用者自身での購入・取り付け交換が容易で、本体やツル(シャックル)の大きさや長さ、材質やカラーも豊富で、風雨やサビに強い特徴をもったものなどもあるので、いろいろな場所に採用されています。
シリンダー式の南京錠は、鍵を鍵穴に差し込んで操作するタイプで、扱いやすいシンプルな操作性が特徴です。ダイヤル式の南京錠は暗証番号を合わせて施解錠するタイプで、鍵を持ち運ぶ必要がなくいので、鍵を探したり、失くしたりする心配がありません。

まとめ

故障などで鍵がかからないままになってしまっていたり、そもそもポストには鍵をかけないという方もいらっしゃるようですが、前述のように防犯の観点から、通常はポストにはきちんと鍵をかけて運用をしていただきたいものです。
個人情報保護はもちろん、家族構成を推測され安全が脅かされる危険性、郵便物の置き引きや窃盗の心配など、ポストにおいても防犯面や鍵の重要性を認識し、ご家族や暮らしにおける安全安心な使用について、この機会にぜひご検討ください。

※「錠」と「鍵」の表記について
錠前(錠・ロック・lock)は、扉などに取り付けて締める金属、機械的または電子的な部品をいいます。鍵(かぎ・キー・key)は、錠前を施錠・解錠する(操作する)ための器具をいいます。ここでは便宜上、日常的な会話に合わせて、鍵と錠前をまとめて「鍵(かぎ)」と記載している場合があります。